2015年10月05日

松本スタイル

結果は悔しいものになってしまいましたが、とにかく力の限りやることは出来ました。今の自分と、大会のレベルを知れたことは、次への力になると思って精進します。


今回私は、昔の戦闘スタイルで挑みました。
控え室にいた人達は、さぞ私のことを奇妙に感じたでしょう。


自分の出番の一時間前までは自由時間。どこかで時間をつぶしたり、他の出演者を観たり、稽古したり、皆思い思いに過ごす。

しかし私は、ストレッチを始めた。筋トレを始めた。

そう、私の昔の戦闘スタイルとは、「本番直前まで自分を追い込み、疲れさせ、空腹にし、もうフラフラで倒れそうだけど、生きようとする力で立ち上がり、戦う」というものです。

今回、出番が最後の方で、待ち時間は実に4時間半。時間の使い方に困難を覚えました。そこでこういう戦い方を選んだのは、自分の順番の番号だ。24番。
6年前に、かつて所属していた声優事務所のオーディションの時、私はこの戦い方をした。その時、24番だった。そして私は、24歳だった。その時は受かった。
その半年後、ホチキスに初めて出演した。そう、第24回公演「いらない里」に。
24は、私にとって縁起の良い数字になった。

自分が24番と知って、かつての戦い方を思い出した。熱くなった。

しかし、このやり方は、短い時間に全てを注ぐので、疲労が尋常ではないのだ。高座から降りた時には、フラフラだった。何も残っていなかった。心臓がとてもいたくなった。この戦い方は、もうやめようと思った。


posted by hotchkiss at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 松本理史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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