
いらない里、公演に向けて
キャストの独占インタビュー!第十弾は涌井友子さん!
−− さて。川村さんからのご指名です。
いろいろ聞いちゃいますよ。
涌井 はい。はあどうしよう、緊張する。
−− リラックスして、ラクにいきましょう。
そんな涌井さんですが、いかがですかホチキスの稽古場は。
涌井 なんか、「家の中」みたいです。
みんなが家族みたいで。
うれしいたのしい、です。
−− そう言っていただけて嬉しいやら恥ずかしいやら。
本当にありがとうございます。
では、あなたの『いらない』を教えてください。
涌井 『携帯電話』。
−− おお、文明に真っ向勝負な感じですが。
理由も教えていただけますか。
涌井 最近、「耳を澄ませば」をみたんですよ。
−− ジブリの、ですか。
涌井 そう。こないだ、稽古場でその話が出て、私観たことなかったんですよ。
そしたら大ブーイングで。(笑
それで観たんです。
あの物語の時代は、携帯電話のない頃じゃないですか。
それがなんかすごい、いいなあって思って。
友達と遊ぶのも、学校で約束して、待ち合わせして。
彼氏に電話するのも家の電話で、本人が出なかったらどうしよう、とか
ドキドキがないですよね。便利だけど、さびしい。
いるけど、いらない。
−− コミュニケーションのカタチも変わりましたものね。
涌井 そうなんですよ。メールとかのおかげで
話すのがニガテな人とか、増えちゃったんじゃないかな。
−− そうですね。いい面とわるい面、あるかもですね。
では、「いる」は。
涌井 『家族・友達・恋人』。
−− あっ、一気に三つ言った。
涌井 はっ、すいません。でもこの三つ、同じくらい大事なんです。
−− いいでしょう。聞きましょう。
涌井 家族は、一人暮らしを始めてから、親ってすごいと思って。
感謝してます。
友達は、仲間って大切だなあ、って。部活もやってたので
本当にそう思うっていうか。
恋人がいると、がんばれるんです。活力の元にできる。
・・・いま、いませんけど。
−− あら、いま募集中、と。
ちなみに好みのタイプとか。
涌井 笑顔がかわいい人。もちろん、自分基準ですけど。(笑
−− すぐ見つかりますよ、きっと。
では、川村さんからの質問で
『自分の中の、これだけは譲れない』。
涌井 ええ!?
うーん、まさかそんな質問がくるとは・・・(笑
・・・1分ください。
−− (30秒後)3、2、1はい。
涌井 ・・・『漢気』・・・?
−− 漢気。
涌井 いや、チガウなあ。
『ロマンチック』・・・?『ロマンチスト』?
わかんないなぁ・・・『目』?
『目』!
−− いろいろ出てますけど。
目、ですか。
涌井 好きなんです。親ゆずりのぱっちり二重で。
ええ〜、なんかチガウかなあ・・・。
『譲れない』ってなんだろう・・・。
なんですか?
−− まあ、「曲げられない」っていうか。
「負けないぞ」とかそういうのでしょうか。
涌井 !(閃いた)
『信念の強さ』は負けんです!体育会系なので!
思ったことを貫き通す!
−− あっ、すごい。まとまった。
さすが空手少女。有段者。
涌井 初段です。
−− いろいろいいお話、聞けちゃいました。
ありがとうございました。
では、次の人の指名と聞きたいことを。
涌井 ざっきーさん(山ア雅志)。
『初恋』。
というわけで、次回は山ア雅志!お楽しみに!